Gufo2/5の日記

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週間米国株式市場まとめ(2022/09/19~09/23)

こんにちは、Gufo2/5です。

先週の米国株式市場は大きく下げて終わりました。
FOMC後のパウエル議長の会見では、0.75%ポイントの利上げは市場の予想とおりでしたが、来年も大幅利上げの可能性があるというのはサプライズでした。金利も高い水準を維持しており、来月中旬から始まる企業の決算発表を控えて、更なる安値を試すことになるかもしれません。

1.米国主要株価指数米国債金利

【気になる点】

  • DJIAは30,000を下回り、弱気市場(直近の高値 (36,585.06) から20%の下落)の領域に近づいた。(Nasdaqは3月7日、S&P500は6月13日に弱気市場入り)

  • S&P500が6月中旬に付けた今年の最弱値(3,636 )を突破するか。

  • VIXは29.92(今週13.76%上昇)

  • 国債の利回りは依然として10年以上ぶりの水準で推移 (10年債は2011年、2年債は2007年)

2.主要経済指標

【気になる点】

  • 30年物住宅ローン金利は平均6.42%と2倍以上に上昇

  • 住宅供給は10.9ヶ月となっており12月の5.5ヶ月から倍増

  • 現在の住宅に関する問題のほとんどは価格設定に起因している

3.マーケット記事斜め読み

  • FRB政策金利を75bps引き上げ、2008年初頭以来の高水準である3.00-3.25%のレンジに3度目となる利上げを実施した。

  • 政策金利は今年末までに4.40%に上昇し、2023年には4.60%に達するという新たな予測も発表され、さらなる大幅な引き上げを示唆。(6月の予測値3.4%、3.8%から上昇)

  • もしこの予測が正確であれば、今後さらに1.5%ポイント、つまり150bpの利上げが行われることになる。その場合、11月(中間選挙のわずか6日前)に75ベーシスポイント、12月に50ベーシスポイント、2月に25ベーシスポイントと、4回連続の利上げが視野に入る。

  • 利下げは2024年まで見送られ、FRBが推奨するインフレ率指標は、現在、2025年にゆっくりと目標の2%に戻ると見られている。

  • 失業率は2022年末に3.8%、2023年と2024年に4.4%に上昇すると予測。

  • 「景気後退の有無や深刻さは誰にも分からないし、ソフトランディングの達成は常に困難」

  • FRBがこのような微妙な着地を成功させ、経済成長率をやや低下させ、失業率をわずかに上昇させ、インフレ率を目標通りにする緩やかなグライドパスに乗せることができるとは考えにくい」

  • 金利上昇とインフレとの闘いは米国経済にも波及し、FRBの予測では今年末の成長率はわずか0.2%、2023年には1.2%に上昇するとしている。

  • 金融政策が景気を抑制する領域にとどまればとどまるほど、株価はより下降する可能性が高くなる。

  • S&P500 の予想株価収益率 (株価を評価する一般的な指標) は 16.8 倍、年初に株式が記録した約 22 倍の予想 P/E をはるかに下回っている。

  • 日銀が超緩和的な金融政策スタンスを維持し、他の中央銀行が引き締めを行っている限り、日本の財務省は苦戦を強いられる。 円に対する下押し圧力を緩和するために、投資家が安全資産に殺到するようになるには、FRB が緩和に向かうか、世界的な経済のつまずきが必要になる。

  • S&P500の第3四半期の推定利益成長率は先週の5% から4.6%に低下。

  • ゴールドマン・サックスはS&P500指数の年末目標を、約16%引き下げて3,600ポイントにした。

  • 現在懸念されているのは、国内での借入コストの高騰により、経済需要が減少し、経済が不況に陥ること。 これは企業収益に逆風をもたらす。

  • 「景気後退の可能性が高まっていることを考えると、今週の世界的な金利の急激な上昇は株式、資源価格、コモディティ通貨をさらに弱体化させた」

4.投資状況

【実績】

  • Market Valueは約4%低下

  • 一般消費財、金融、エネルギーの下げが大きい

では、また。

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<ここに記載した情報はあくまでも個人のためのものであり、投資のための助言を目的とするものではありません。>