Gufo2/5の日記

日々の出来事を見たまま・感じたまま記録しています

【米国株】週間米国株式市場まとめ(2023/04/17~04/21)

こんにちは、Gufo2/5です。
先週の米国株式市場は、主要3指数とも0.5%未満下落して終えました。様々な企業の決算が相次いで発表されましたが、期待外れの内容による景気後退懸念の強まりなどで方向感のない動きとなりました。
2週間後に控えるFOMCの動きはほぼ固まってきているものの、その先の見通しが不透明な状態です。今週発表される経済データや大手企業の決算内容が気になるところです。

1.米国主要株価指数米国債金利


1-1.マーケット記事斜め読み(①市場関連)

04/17
  • 先週、いくつかの銀行が好調な決算を発表し、第1四半期の報告を開始したことから、市場は企業収益と経済の健全性を見極めている。
  • 「市場は少し様子見モードだ。多くの企業決算が控えており、2週間後にはFRBの利上げ決定が控えている。」(Edward Jones)
  • 「企業収益は、市場が短期的にどうなるかの大きな要因として浮上しており、投資家は、賭けをする前に、それがどのように見えるかを確認したい。」(Horizon Investment Services)
  • 投資家はまた、景気後退を早めるとの見方もある先月の銀行危機を受け、経営陣の見通しを見極めようとしている。
  • VIXは17を下回り、過去3年間で最低の水準近くで取引を終えた。
04/18
  • S&P500種構成企業の早期四半期決算は、投資家が景気後退の兆しを懸念し、暗い報告シーズンを覚悟していた中で発表さた。
  • 「今回の決算は、嵐の前の静けさと言えるでしょう。市場は、ここで上昇するのか、そうでないのかを見極めようとしている。」(Commonwealth Financial Network)
  • 「マネーセンターの大銀行は全体として非常に好調だったが、地方銀行に注目が集まっているようだ。」(Murphy & Sylvest Wealth Management)
  • S&P500種株価指数は2ヶ月ぶりの高値圏で推移しており、投資家は大量の決算を待ち、来月初旬のFRBで予想される25bpの利上げを前に金利動向を見極めようとしている。
04/19
  • 主要株価指数は、投資家が低調な結果を示すと予想する第1四半期決算の初期段階において、ほぼ安定してる。
  • 「企業決算は市場のニュースに対して、企業固有のニュースである部分が大きいと見られている。記者のサンプルセットがまだかなり小さいうちは、それで今のところ比較的落ち着いていて変化がないのであれば、それはプラスだと思う。」(B Riley Wealth)
  • 投資家は、経済が下降の兆しを見せているのではないかという懸念の中、インフレがコストを押し上げ、個人消費を苦しめているのではないかという兆候を企業決算で探っているだ。
  • 「景気後退が訪れると考える人々と、ソフトランディングすると考える人々とで、このレンジから抜け出せないようだ。」(Cherry Lane Investments)
04/20
  • 「この1、2週間、市場は買われすぎていた。これから決算シーズンの本番を迎えるが、需要が減速し、企業収益が減少し、買い手を動機づける触媒が全くないことがわかるだろう。」(Ameriprise Financial)
  • 複数の地方銀行の株価が決算後に下落。先月シリコンバレー銀行が破綻し、システミックリスクに対する投資家の懸念が高まって以来、地方銀行は注目されている。
  • 投資家は金利の行方を見極めようとしている。米国経済の減速が、中央銀行がインフレとの戦いを両立させる中で、今年後半に連邦準備制度理事会金利の引き下げを開始する可能性があると予想している。
  • 「経済が崩壊するとは考えていない。我々はソフトランディング派であり続け、この最新の経済指標からハードランディング派に加わる理由は見当たらない。」(エド・ヤルデニ氏)
  • 「景気後退のシナリオが進行している。需要は供給を上回っているが、中国での自動車需要の急落や世界全体の弱さの複数の兆候に反応し、一連の価格引き下げの代償として。」(New Street Research)
  • インフレと経済成長に関するセンチメントを一部反映する10年物国債利回りは低下した。
04/21
  • 「市場は基本的に、来週の大手ハイテク企業の決算を控えて、ちょっとした持ち合いになっている。良い経済データと悪い経済データ、良い業績データと悪い業績データの間で綱引きが行われている。」(Truist Advisory Services)
  • 「業績や収益、今後のガイダンスの予測不可能性はかなり高まっている。経済が軟化していることを示す兆候があちこちに出ているのだ。」(Chase Investment Counsel)
  • アナリストは、S&P500企業の四半期利益が前年比で5%近く減少するという先週の予想をほぼ維持している。(Refinitiv)
  • このところの横ばい状態は、経済、FRBの政策、そして市場の今後について、投資家が納得していないことの表れだ。これは、バロンが年2回、全米の機関投資家を対象に実施している「ビッグマネー調査」から導き出された最も強い結論だ。過去1ヶ月間に当社が調査したプロ投資家のうち、今後12ヶ月間の株式の見通しについて強気と回答したのはわずか36%。同率で「中立」、残りの28%は「弱気」と回答した。
  • 「今年の残りは、業績の悪化と、FRBの利上げ終了が近づいたことによる金利の緩やかさとの戦いになりそうだ。投資家は、収益がどの程度になるかを見極め、その収益に見合った評価を行うため、このプロセスは、多くの変動に見舞われる可能性がある。」(Bridges Trust)
  • 昨年秋、米国株にとって過去最悪の年の終わりの頃、40%のマネジャーが強気だった。しかし、プロは今年もきちんとした市場利益を享受しており、それがビッグマネー回答者の将来に対する楽観的な見方を弱めているのかもしれない。
  • 強気派のマネージャーは、S&P500は今年いっぱい1%上昇し、2024年6月30日まで8%上昇し、4450に達すると見ている。一方、弱気派は、年末まで現在の水準から13%下落し、来年半ばまで8%下落して3801まで落ち込むと予想している。

2.主要経済指標


2-1.マーケット記事斜め読み(②経済指標関連)

04/17
  • ニューヨーク連銀は4月のニューヨーク州の景気が5ヵ月ぶりに上昇したと発表し、米中央銀行が来月の会合で利上げを実施する根拠を固めた。
04/20
  • 投資家は依然として経済の健全性を心配しており、不況に終わるかどうか、もしかしたら難しいかもしれない。こうした懸念に拍車をかけたのが、予想より弱い結果となったフィラデルフィア連銀製造業景況指数だ。
  • 「製造業は引き続き、商品需要の軟化と借入コストの上昇というハードルに直面している。」(High Frequency Economics)
04/21
  • (経済データ)調査は、4月の米国の企業活動が11ヶ月ぶりの高水準に加速したことを示し、週明けのデータが経済の弱体化を示していたため、連邦準備制度の金融政策の見通しをさらに曇らせることになった。

2-2.マーケット記事斜め読み(③FRB関連)

04/17
  • 米国債の利回りは、週明けに予定されているFRB議長の講演を控えて上昇した。米国の中央銀行は来月、金利を25bp引き上げ、5%から5.25%の範囲にすると広く見られている。
04/18
  • 「持続的なインフレを示す最近のデータを背景に、米中央銀行は利上げを継続すべきだ」(セントルイス連銀のブラード総裁)
  • FRBはあと1回の利上げを行う可能性が高い。」(アトランタ連銀のボスティック総裁)
04/20
  • 「インフレ指標の『更なる持続的な』改善など3つの指標をもとに、FRBがインフレ対策で十分な進展を遂げたかどうかを評価している。」(ダラス連銀のロリー・ローガン総裁)

4.投資状況

  • ヘルスケア:保有株の一つに配当金支払あり

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。
では、また。

 

<ここに記載した情報はあくまでも個人のためのものであり、投資のための助言を目的とするものではありません。>