Gufo2/5の日記

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【米国株】週間米国株式市場まとめ(2024/08/26~08/30)

こんにちは、Gufo2/5です。
先週の米国株式市場は、月曜日、S&P500とNasdaq Compositeは下落して取引を終えましたが、DJIAは上昇し7月17日以来となる最高値を更新しました。火曜日、S&P500とNasdaq Compositeは小幅上昇し、DJIAは前日に続いて過去最高値で引けました。水曜日、Nvidiaの四半期決算発表を前に、主要3指数とも下落して終了しました。木曜日、DJIAは堅調な米経済指標を受けてまちまちの取引でしたが、過去最高値を更新して引けました。金曜日、最新の米経済データにより、主要3指数とも上昇し、DJIAは2日連続で史上最高値を更新、S&P 500とともに4ヶ月連続の上昇となりました。また、このところ薄商いが続いていましたが、8月8日以来の最高取引高で当月の取引を締めくくりました。
今週は雇用統計が発表されます。逆イールドも僅差(-0.01)となり、8月の波乱のスタートから順調に回復してきましたが、このまま続くかどうか気になるところです。

1.米国主要株価指数米国債金利


1-1.マーケット記事斜め読み(①市場関連)

08/26
  • 「今日の市場は真夏のローテーションに戻った。つまり、投資家は今年最も好調だった銘柄の一部を売り、出遅れ銘柄の一部を購入しているということだ。DJIAは過去最高値にあるものの、S&P 500は7月の高値をまだ下回っている。」(Bespoke Investment Group)
  • このローテーションが続くかどうかは、決算シーズンの最終段階にかかっているかもしれない。一部の投資家は、Nvidiaからの素晴らしい予測でない限り、Microsoft、Alphabet 、Meta Platformsなどウォール街のAI関連企業の上昇相場を打ち砕く可能性があると懸念している。
    • Nvidiaは期待を裏切る可能性がある。大多数の人が、悪いニュースが出るかもしれないとさえ疑わないところまで来たら、悪いニュースが出るのが普通だと思う。」(Longbow Asset Management)
  • 米国と欧州連合に続いて、カナダが中国製電気自動車の輸入に100%の関税を課すと発表した。
  • NASAは来年、宇宙飛行士を宇宙から帰還させるのにBoeingのスターライナー(Starliner)ではなくSpaceXを選んだ。
08/27
  • Nvidiaの利益とガイダンスだけでなく、テクノロジー業界を最近の不振から脱却させるAIの現状に関する同社のストーリーも、クリアすべき非常に高いハードルがある。」(Baird)
  • 労働市場の弱さを理由に、米国の景気後退の可能性を20%から25%に引き上げた。(UBS Global Wealth Management)
  • カナダが発表した中国製電気自動車の輸入に課す100%の関税は、中国から出荷されるすべての電気自動車に適用され、Tesla製も含まれることになる。
  • 空売り業者のHindenburg Researchは、Super Micro Computerの株を空売りしていると発表した。
08/28
  • NvidiaはAIブームの代表的存在であり、実際にその牽引役を務めてきた。そのため、Nvidiaの失望にもかかわらず、市場が前進するのは難しいだろう。エNvidiaがどれだけ長く株価上昇でサプライズを続けられるかは誰にも分からないが、当然ながら永遠に続くことはない。」( GLOBALT Investments)
  • Nvidiaは期待を裏切らず、1株当たり利益と売上高の両方の予想を上回った。さらに、自社株買いプログラムの規模を拡大すると発表した。しかし、投資家を満足させるには十分ではないかもしれない。
  • 「死、税金、Nvidiaの予想を上回る利益は、確実に期待できる3つのことだ。問題は、今回の予想を上回る利益の規模が、これまで見てきたものよりはるかに小さかったことだ。同社は依然として122%の収益成長を続ける素晴らしい企業だが、今期の決算では基準が少し高すぎたようだ。」(Carson Group)
  • オプション価格を見ると、トレーダーは決算発表翌日の木曜日にNvidiaの株価が約9.8%上昇すると予想している。(ORATS)
  • Super Micro Computerは、Hindenburg Researchが同社の空売りポジションを明らかにした翌日、6月30日までの会計年度の年次報告書の提出を延期すると発表した。
  • Berkshire Hathawayの時価総額が初めて1兆ドルを超えた。
08/29
  • 「支出の上方修正を伴うインフレの下方修正はソフトランディングの根拠となる。」(LPL Financial)
  • Nvidiaが水曜日遅くに発表した四半期売上高見通しは、最近の四半期で予想を大幅に上回ることに慣れていた投資家を失望させた。
  • 「AI関連企業を弱気にするのは時期尚早だ。まだ上昇余地があると考えている。AI革命はまだ比較的初期段階にあるとみており、これはハイテク銘柄にとって良い兆候だ。」(U.S. Bank Wealth Management)
  • CitigroupがAppleをトップAIピックに選んだ。
  • 報道によると、AppleNvidiaは、OpenAIの企業価値を1000億ドル以上にする可能性がある新たな資金調達ラウンドの一環として、同社への投資について協議しているとのこと。
  • 第2四半期決算シーズン
    • CrowdStrikeは四半期収益予想を上回った。
    • Dollar Generalは年間売上高と利益予想を大幅に引き下げた。
08/30
  • 8月初旬に労働市場が突然減速する兆候が見られ、米国の景気後退懸念が高まったことで、ウォール街では金曜日に激動の1ヶ月が終わった。日本円キャリートレードの影響で、この暴落はさらに悪化した。それ以来株価は回復し、S&P500は過去最高値近くで取引されている。
  • この上昇で最も心強い点は、この動きに加わった銘柄の数だ。S&P 500の銘柄の86%以上がこの日に上昇し、主要11セクターすべてが上昇した。強気相場に参加する銘柄が増えると、特定の大型銘柄の個別の苦戦に対する耐性が高まる。
  • 「投資家はソフトランディングの兆候をまたもや見ている。これ(7月のPCEコアデフレータ)はまさに針の真ん中を通り抜けるような、まさにゴルディロックス的な報告の1つだ。市場はまさに望んでいたものを手に入れているのだ。」(Newedge Wealth)
  • 「今週、ソフトランディングやゴルディロックスシナリオが実現する可能性を裏付ける一連のデータポイントが見られた。PCEの数字は連邦準備制度理事会が9月に利下げを開始する上での重要なハードルをクリアした。今週初めに第2四半期のGDPが上方修正されたことで、FRBが遅れをとっているのではないかと懸念する人たちも落ち着くはずだ。」(Citi Research)
  • ちょうど良いゴルディロックス経済は、安定した成長を遂げているが、過度のインフレを引き起こすほどの成長は見られない。
  • 「暗黙の成長期待が2020~21年のピーク付近で推移しているため、ポジティブなサプライズから価格がフォロースルーするのは困難だ。バリュエーションと長期にわたる暗黙の成長設定は強い逆風となり、年末までの指数上昇を制限するだろう。」(Citi Research)
  • 報道によると、Intelは合併を含む選択肢を検討しているとのこと。
  • 第2四半期決算シーズン
    • Marvell Technologyは四半期決算が予想を上回ると予想した。
    • Dell Technologiesは年間売上高と利益の予想を引き上げた。

2.主要経済指標

2-1.マーケット記事斜め読み(②経済指標関連)

08/29
  • 米商務省は、堅調な個人消費により米経済が当初の予想よりも速いペースで成長したと報告し、米国が景気後退を回避できるとの見方を裏付けた。
  • 労働省の報告によると、前週の失業保険申請件数は予想をわずかに下回った。
08/30
  • 米国の消費者支出は7月に堅調に増加し、物価が緩やかに上昇する一方で経済が引き続き堅調であることを示唆した。

2-2.マーケット記事斜め読み(③FRB関連)

08/26
  • 短期金融市場では、9月に25bpsの利下げが行われる可能性が70%、50bpsの利下げが行われる可能性が30%とトレーダーは見ている。(FedWatch)
08/28
  • 現在、投資家は25bpsの利下げの可能性が64%、50bpsの利下げの可能性が37%と見込んでいる。(FedWatch)
08/30
  • 短期金融市場では、トレーダーは主にFRBが9月に25bpsの利下げを行うと予想しており、金曜日のデータを受けて50bpsの利下げの可能性はさらに薄れていることが示唆された。(FedWatch)

3.投資状況

【雑感】

ポートフォリオのセクターのパフォーマンスはS&P500のそれと同等でしたが、なんとかS&P500をアウトパフォームできました。

  • 購入:
    • エネルギー:保有銘柄の一つを追加購入
    • 情報技術:保有銘柄の一つを追加購入
  • 配当金:なし

【過去記事】

gufo1714.hatenablog.com

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。
では、また。

 

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